ベトナムの宗教を聞かれると、仏教?儒教?
と思われる方もいると思います。
 
さまざまな宗教が混沌としていますが、
儒教の思想が強い仏教国です。
 
ニャチャン市内にも数多くの仏教寺院が点在しています。
中でも最も有名なのが『Chùa Long Sơn(ロンソン寺)』
 
 
小高い丘の上に高さ21メートルの白く巨大な仏像が
鎮座しています。
 
ロンソン寺は1936年に
ニャチャンの属するカインホア省の本部として建てられましたが、
その後ベトナム戦争による破損などで、
1889年、現在の場所に建立されました。
 
大仏の台座となる部分は中には祭壇があり、
今も多くの崇拝者が参拝に訪れます。
 
 
また、台座の周りには炎に包まれた僧侶のレリーフがあり、
これは1963年、
仏教徒への宗教的迫害に抗議、焼身自殺した6人の僧侶の胸像です。
 
 
ロンソン寺はその立地により市内が眺望でき観光地の1つとして有名です。
歴史的な背景を知るとより興味深く、
1つ1つの建立物に込められている出来事に関心が湧いてきます。
 
 
タクシーでも簡単に訪れることができますが、
ベトナムやニャチャンの文化をより深く知りたい、
旅の思い出を豊かにしたい方には
日本語ガイド付きの観光をオススメします。
 
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Chùa Long Sơn(Long Son Pagoda)
[住所] 22 Đ. 23 Tháng 10, Phương sơn, Nha Trang
[時間] 早朝~暗くなるまで 
[定休日] なし