ベトナム料理「バインウット(Bánh ướt)」をご存じですか?
あまり日本人には知られていない料理です。
見た目は、「バインクン(Bánh cuốn)」に似ているでしょうか?
 
 
米粉を水で溶かし、
クレープのような大きな丸い生地を『蒸し』ていきます。
お皿1枚につき、1枚のバインウット。
上に油ネギと海老の粉をかけたものが標準スタイルです。
 
 
ここに茹でたもやしや
ベトナムのハム「チャールア(Chả lụa)」
豚の発酵ハム「ネムチュア(Nem chua)」をのせて
巻いていきます。
付けダレは、ベトナムお馴染みの
ヌックチャム(nước chấm)です。
 
 
蒸した米粉生地はモチモチで、
タレをつけることで喉越し良くヌルリとします。
生地自体は味がないので、ハムや海老粉、
ヌックチャムと一緒に食べるのが良いですね。
 
このバインウットは、どのお店に行っても
椀子そばのように次から次へとお皿が出されます。
出されたものを頑張って食べようとすると、
テーブルが埋め尽くされるほど追加で出てきます。
ポイントは、最初に何皿食べたいか伝えておくことですね♪
 
バインウットは、ニャチャン市内だと
朝夕見かけることが多いです。
小腹が空いたときの軽食感覚でしょうか。
 
女性だと5皿~、
男性だと10皿くらいは食べられると思います。
 
ぜひお試しください。